SONYブラビアの
CMが結構いい感じである。
郊外へ絵を書きに行った学校?の生徒がバスの中で、透明なプラスティックのアイテムでウインドウに絵を作っていたり、噴水に子供たちが色鮮やかなボールを投げ込んでいるやつである。
色鮮やかでスタイリッシュな
CM、しかし業績がぱっとしない
ソニーの未来は未だ?
そのお株を
アップルコンピュータが…
ソニーのポータブルデバイス1979年、今から28年も前になるのだが、初代カセット
ウォークマンが登場、センセーショナルなポータブルオーディオカルチャー登場である。
当時屋外でヘッドホンなんて非常識、周りの音が聞こえない危険なイメージすらあった。(今ではふつうだけど…)
小型でスタイリッシュ、2代目ウォークマンその後1981年に2号機WM-2が登場、小型でおしゃれなモデルに変身した、このあたりから若者を中心に
ウォークマン文化が広がる、その背景には音楽放送の筆頭である
ソニーミュージックTVやMTVの放送が拍車をかけ、洋楽が一気に広まってきた事情があり、いわゆる「80's」の始まりであった。
70'sのアグレッシブなロックとは異なり、よりポップでおしゃれなサウンドやPV世代の幕開けでもある。
そして1984年のディスクマンのデジタルサウンド世代へと移り変わるのであった。
1977年登場した
アップル社、その
アップルが世界的になるには、まだしばらくかかる。
アップル革命的なデバイス「マウス」1983年
Lisaというモデルに初めて
マウスが登場、今ではどんなPCにもついているが、革命的なデバイスであった。
次々と新モデルを重ねながら、歴史的モデルSE30を1989年に発売。現シリーズの原型でもあり、DTMのイメージモデルとなる。
激重!!アップル・ニークラッシャーしかし、このあたりから雲行きが変わる、、その始まりのモデルがでるのだ。
1989年
アップル初のポータブルモデルがでる。
このラップトップ、とにかくでかい!!重い!!
DTモデルを無理矢理ラップトップにしたモデルのようだ。
当時100万円以上もして、8kg位もあったのだ、今ではノートPCなんて2~3kgがふつうである、あまりの重さに「ニークラッシャー」とも呼ばれた。
アップル vs ソニー運命の分水嶺?ここが運命の分かれ目になる。
1991年、かのPowerBook登場!
やっとふつうのノートPCサイズになる。
しかし、このモデル成功の鍵こそ
ソニーの技術なのである。
ソニーとアップルが技術提携し、
ソニーの「小型化」「省電力化」技術をふんだんに使われたモデル。
1993年ついに超小型ノートPC「PowerBookDuo」発売。
小さく薄く高性能、本当にいいPCだった。
変貌を遂げる約10年その後の10年でアップル社も様々な会社の改革、商材の投入を経てDTP業界の標準PCとなってゆく。
その後OSも「OS10」となり、CPUもモトローラ、IBM、インテルと変貌を遂げる。
ソニーがお株としていた、映像、オーディオをアップルが変わって取っている。
まずはいわずとしれた、「
iPod」シリーズ、ソニーが築いたポータブルオーディオデバイスの騎手に変わって取っている。
そしてデジタル映像時代に入り大きいディスプレイを持つ「iMac」、ソックスまで出している。
アメリカ本国では「
iPhone」がある、これも魅力的だ。
PDCイメージリーダ現る!いまやCOOLな
CMといえばアップルの
CM、小型、軽量、デザイン、イメージ、省電力そういったテクノロジーまでも、PowerBookの技術提携時に吸収したのだろうか?
今やWindowsまで動くアップルコンピュータから目がはなせないのはユーザだけでなくソニー自身かもしれない。